大学に行かない、という選択
こんにちは、オカダ=カメイです。
今回は受験生必見・・・な内容にしたいですw
大学生なのにこのタイトル・・・・・・。大丈夫なのか!?
って書きながら思ってますが、実際にFランですが大学に行っている身だからこそ感じたことだったのでそれをつらつら書きたいと思います。
まず僕の大学受験とかについて。
私立高校に通っていた僕は指定校推薦で小論文と面接の練習を積んで受験、スポーツしてないけどスポーツで有名な通学二時間近い距離の大学に合格。文化祭実行委員をやったり遊びながら授業は結構ムズかしいクセにサボりが黙認されるゆるさのある大学という空間に敗北、2年で中退。
家族の怒りと勧めにより通学30分の大学に一般受験で合格。高校時代付け焼刃の学力でも受かるレベル。
しかし結局は単位をとるために勉強する、しなければならないという状況は変わらず。正直辞めたいと思っているのがイマココ。
僕の中で入学するまでの大学というものは、日本国の頭脳や技術を発展させるべく教授を中心とした研究を行うのと、その結果を授業という形で学びたい生徒と共有しついでに単位がついてくるみたいなイメージでした。
しかし入ってからはいかに楽して単位を効率よくとるか、ということになり手段と目的が逆転してしまうような現状に疑問を思いつつも他の学生と同じように効率を求めてしまっています。これにより学ぶことが苦痛に感じ、高校時代と同じようにその場その場のテストやレポートさえ良ければいい、というような思考に至ってしまいました。
いかにFランク、低偏差値といわれる大学であれど教鞭をとる教授の知識や実績は確かなもので大小の差はあれど日本を代表するといってもいい方はいます。そんな人の話を仕方なく聞くために年間100万以上の学費を払い365日もの時間も消費するのはどうなのかと。
あと、僕は勉強するのが嫌いです。そんな人間に勉強する環境に行くのが当たり前ような世間の流れがつらい。そこで思いました。
本当に勉強するのがベストなのか、と。
勉強が嫌といいましたが1つくらい学びたいと思うことはありました。しかし、単位制度により学びたい分野以外のものも学ばなくてはなりません。無駄とはいいませんし視野を広げる機会になるのは納得しています。半年に約10種、年間だと20種の高度な内容の授業を受けるのは果たしていいのかどうかと思ってます。
そのくら出来なくて社会に通用するのか、という声もわかりますが、社会に通用すべく何点かに特化したほうがいい場合にはマイナスなのではないか、とも思うのです。
その場合は専門学校があると思うのですがこちらも単位制度があるそうなのでもしかしたらもしかするかもしれません。
さてあとは学費の問題です。
私立の4年制大学の場合だとおよそ400万円の学費がかかります。医学系や美術系などではもっとかかりますが、これらをすぐに支払えない家庭はかなり多いと思います。1~2年毎に新車を一括で買い替えるような額ですからね。
そこで重宝されているのが奨学金です。各大学や自治体にもありますが日本学生支援機構のが有名ですね。今回はその日本学生支援機構(以下JASSO)の奨学金がメインです。
このJASSOの奨学金は在学中の学費を一部あるいは全額立て替えてもらいそれで終わり・・・ではなく卒業後返済するのが基本です。利子がない1種と利子のある2種があり、1種に関してはそれなりの審査があります。
審査はさほど問題ではないのですが、大事なのはどちらも借金ということです。先日朝日新聞に奨学金破産の記事が掲載され話題になりましたが、なぜこうなるかというと将来有望な学生という立場に期待して、普通の借金ローンよりかなり甘い審査で多額のお金を借りれてしまうからというのと、僕のように学業に向いてない人が大学と言う環境に進んでしまったからというのがあると思います。
なんというか、金借りてまで大学に行くほどなのか?という人、僕以外にもそれなりにいそうですよね?偏差値の高い大学に行くのはいい事、それが無理でもとりあえず大卒じゃないと就職は無理、みたいな世間の風潮が奨学金破産の理由のひとつではないかと。
もっとも一番問題なのは返済能力がない元学生らなのですが。
とりあえず奨学金という名称はやめて多額学費用ローンみたいなのに変更すべきだと思います。海外では(←この言い回しめっちゃ馬鹿だと思います)奨学金は返さなくていいものというのが一般的と聞きますし日本でも少数ですがそういう本来の奨学金は存在するからです。まぁこれは今回大きいテーマじゃないのでここまで。
さて、それでも大卒はしといたほうがいいと思う人が多いと思いますし、僕も今2度目の中退をしても人生上手くいくのかはわからないのでアレですが、マジで日本は就職ビジネスをはじめ大学が金>人って感じがすごい気持ち悪いんすよ。
ただ知り合いに高卒はいても、僕の物差しで見て抜きん出た人生歩めるかというと大卒より難しく見えるのは確か。かといって大卒の知りあいもお金や時間を費やしてまでの差があるかというとまだ見えず(いうて卒業して2年とかだけども)って具合なのどちらがいいとかいうレベルではないと思う。
とりあえず、高卒でも即就職しないとダメみたいなのじゃなくて独学で勉強とか1年間旅してたとかみたいな期間あってもOKみたいなのもっと増えていいと思う。家族の負担にはなるけど学校すらない1年ニート生活みたいなのも人生経験としてアリだと思うし。
要約すると、大学進学以外の選択肢をもっと現役時代に知りたかった。って感じですwおわり!